このたびの年末年始は、久しぶりにノンビリできた。年賀状も4年ぶりに書くことができた。
2005/06年~2008/09年の年末年始は、CoSTEPの次年度予算を積算する作業に追いまくられ、年賀状を書く気力もなかった。
CoSTEPは、文部科学省の科学技術振興調整費による事業として運営されてきた。
振興調整費では、次年度の予算を積算して、JST(科学技術振興機構)→ 文部科学省 → 財務省 のルートで申請し、それが認められなければならない。
2005年度に採択された時点で、5年度間にわたって各年度の予算額を提案していたのだが、それが自動的に認められるわけではなく、事業計画に応じて「予算請求」をしなければいけないのだ。
「サイエンスコミュニケーター養成元年をふりかえる」
2005年度末(2006年3月17日~18日)に、CoSTEPが修了式にあわせて開催したシンポジウムのタイトルである。
じっさい2005年は、「科学技術コミュニケーター養成元年」と呼ぶにふさわしい盛り上がりのあった年である。
「科学技術コミュニケーション」をテーマにしたシンポジウムなどもあちこちで開催され、そのたびにCoSTEPの紹介もさせてもらった。
その意味で、振興調整費の「政策誘導」は、少なくとも「立ち上げ」に関しては成功したと言ってよいのではなかろうか。(注)
メディアのプロではない人たちにもコミュニケーターとしての可能性を期待するという方針は、ジャーナリストの方々からは評価されなかった、あるいは歓迎されなかったと感じている。
それは、たとえばこんなことがあったからだ。
CoSTEPの授業が始まってまもない 2005年の10月20日、日本科学技術ジャーナリスト会議の例会でCoSTEPの活動を紹介する機会を頂いた。
まだ「実績」と言えるものは何もない段階なので、CoSTEPという教育プログラムの方針と、スタート時の現状を紹介した。
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