パイレーツ

20100101.jpg去年の大晦日から正月にかけ、マイクル・クライトンの『パイレーツ ―掠奪海域―』(早川書房)を読んで過ごした。

『ジュラシック・パーク』『プレイ ―獲物―』などで知られるマイクル・クライトンは、1年ほど前、2008年11月に世を去った。『パイレーツ』は、そのクライトンの遺作で、彼が使っていたMacの中から、ほぼ完成状態で発見されたものだ。

編集者の今と昔

早稲田大学で開催されている科学技術社会論学会、朝一番目のセッション「科学書籍研究の視座」に出席する。

中央公論社で40年にわたって「中公新書」などの編集に携わってきたという、佐々木久夫氏の話が興味深かった。

編集者として入社すると、一日一冊は本を読め、と言われたという。土日も読まねばならず、月曜日に出社するのが憂鬱だったとも。また午後になっても会社にいると、「どこか身体の調子が悪いのか?」と上司に言われるのだという。暗に、外に出て人と会ってこい、というのだ

歳をとるとは

20091112.jpg今まで、何ということもなくできていたことが、できなくなる。それが、歳をとるということ。
―― そんな思いがつのる、きょうこのごろである。

たとえば、Suicaを買って使う。これっぽちのことが、なかなかできない。
  • どこで買えばいいの?
  • 自動券売機でも買えるのかな?、でも、もたもたして後ろの人に迷惑をかけるといやだなあ。
  • 改札機にタッチするらしいけど、表と裏の区別はあるのかなあ?

クララ・シューマン

20091109.jpg午前中に片づけねばならない仕事が、先方の事情で突然にキャンセル。
ぽっかりと時間が空いたので、これ幸いと、久しぶりに映画を観る。
「クララ・シューマン 愛の協奏曲」

精神を病むロベルト・シューマンと、夫を支えながらピアニストとして活躍するクララ・シューマン、その2人の前に現われる、若くて才能溢れるヨハネス・ブラームス、この3人のもつれあう感情が描かれる。

ここしばらく、あまりの忙しさに、ブログの更新もおぼつかなかった。
なのに、新しいブログをもう一つ立ち上げてしまった。
なんてこった。

題して、プレイバックCoSTEP
ここ数年 係わってきたCoSTEP(科学技術コミュニケーター養成ユニット)が、今年度末で一区切りをつけるし、それを控え来年1月に国際シンポジウムをやる、これらのことが引き金になって、CoSTEPの記録をまとめておこうと思い立ったのだ。

民主党政権への提言

20091019a.jpg岩波書店が発行する月刊誌『科学』11月号(10月27日発売)が、「新政権へ科学者からのメッセージ」という特集を組んでいる。

小生も、「市民の声を聞き、生涯教育としての科学教育を」をという拙文を寄稿させてもらった。

青臭い意見だろうが、思うところを率直に述べた。
さて、この「声」がどこまで、どのように届くのだろうか。

岩波では、この号を民主党首脳部にも送るとのことだが、効果のほどは?

フッ素づけ

20091018.jpgきょうは一日、フッ素づけだった。
ひょんなことから、「フッ素洗口による虫歯予防」について調べることになり、あれこれ文献を調べていたという次第。

その過程で、『プリニウスの迷信 荒れ狂うフッ素論争』(績文堂)という本に出会った。

プリニウスといえば古代ローマの博物学者で、渋沢龍彦の『私のプリニウス』でも紹介されているように、奇想天外な世界を繰り広げた人物である。
そのプリニウスとフッ素論争にどんな関係が?

20091017.jpg「たとえば、惑星と準惑星、エルニーニョとラニーニャは何がどう違う?」という帯に惹かれ、久我羅内著『高校生のための科学キーワード100』(筑摩新書)を読んでみる。

宇宙論、相対性理論、量子力学、一般物理学、自然現象、遺伝子と進化、脳科学、医療、テクノロジーの9章で、波動方程式、DNA・・・など100のキーワードが、見開き2ページずつで解説されていく。

「自然現象」という章タイトルからは内容を推測するのが難しいが、「コリオリの力」や「地下生物圏」などのキーワードが含まれている。

文系のための物理学

20091015.jpg今年度から大学で、10月~1月の後期に「文系のための物理学」という授業を担当している。

昨年秋に担当が決まったとき、いったいどんな内容の授業にするのがよいか、さんざん悩んだ。
文系の人たち=大学で自然科学を本格的に学ぶわけではない人たちに、「物理学」だけを切り出して教えることに、どんな意味があるのだろうか。
これが最大の悩みだった。

最終的に決めた方針は、物理学も含む「自然科学」を、総合的に学ぶ授業にする、というもの。
そして、「気候変動」を具体的な事例として採りあげることにした。

Blog Action Day

20091013.jpgBlog Action Day なるものがあることを知った。
ブログを書いている世界中の人々が、この日いっせいに、同じテーマについて記事を書き、世論を盛り上げていこうというのだ。

毎年10月15日がその日で、今年のテーマは気候変動

2007年に始まったものらしいが、今年は 128カ国から6000弱のブロガーが参加予定で、読者数は1000万人ほどに達するようだ。

ここに詳しい説明があるので、さっそく登録してみた。

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